シェルパ斉藤からの言 <つぶやき>
今月号(2019年4月号)の連載『シェルパ斉藤の旅の自由型』は、BE-PALが3月11日前に発売されることを意識して書きました。東日本大震災の被災地、気仙沼を訪れた旅の話です。震災直後から交流がはじまった気仙沼階上地区に暮らす佐藤信行さんを訪ねたエピソードと、階上地区にあるゲストハウスの滞在記、そしてずっと歩き続けている『みちのく潮風トレイル』を歩いた紀行文を書きました。佐藤さんの奥さんは津波で行方不明になりましたが、昨年末に7年9ヶ月ぶりに発見されました。3月11前後のNHKや朝日新聞などでも報道されましたが、僕は報道のような悲劇の主人公的に書くことはしませんでした。渾身の原稿だと、胸を張って言えます。ぜひ、読んでください。
管理者から
斉藤は東北の旅です。8年前に『西小おはなしや』のメンバーを中心に絵本を集め、駄菓子やサッカーゲームなどを買い集めて、斉藤に託したことから始まる被災地との縁。
最初は若いボランティアさんに邪険にされても、子供達には喜ばれた絵本達やお菓子でした。
そして今年も11日のNHKニュースに出て来た佐藤さん! 昨年ほぼ8年越しの再会を果たした奥様のご遺体発見のニュースでした。
その心とともに大量のネギが送られて来ました。そのおつきあいは色々な人との繋がりに発展していきます…。ぜひ読んでくださいね。
(佐藤さんのことは新聞にも掲載されていました)
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